前回の記事は多くの反響を頂きました。何もない状態からこのブログを始めて、少しずつ自分の思い、病気のこと、人生のこと、いろんなことを書いてきました。ここに訪れてくれる方や、コメントをくれる方、色んな輪が少しずつ広がってきているような気がします。「勇気をもらった」その言葉は今の私にとってかけがえのない言葉となっています。こちらこそありがとうございます!
さて、
今日は職場にあるお客さまが…….
紹介した高校教師×現役プロレスラーのサウザー先生。
そしてもう1人はサウザー先生と同じ高校の先生が来て下さいました。
2人の包み込むような優しいオーラと熱い眼差し。私も引き込まれるような感覚になりながら、いろいろな話をしました。
自分の病気の話を口に出して話すことは、正直とても神経を使います。相手の反応がどうか、どういう風に思われるか、いろいろ考えてしまいます。知って欲しいような、そうじゃないような、同情して欲しいような、そうじゃないような、そして全てがネガティブな事だとは思ってほしくないような。色んな思いが交錯します。
しかし、2人は「うん、うん」と頷きながら、いろいろな質問をしてくれました。こちらも自然に、ゆっくりと話をする事ができました。
その中で1つ改めて気づいたことがあります。
私たちのように重い病気を患ってしまった人間は、ひどく落ち込み、自分が嫌になり、弱いマイナスの気持ちでいっぱいになります(私はそうでした…)。
でも、実は、その経験は他の人たちにとって逆に大きなプラスの力となり得るのではと思いました。
大きな苦しいものを背負っても、顔を上げて、しぶとく、少しずつ前に進む姿や気持ちというのは、他の人たちにとって、我々が思っている以上にとても大きな意味を持つものではないでしょうか。
だから、我々が下を向く必要は決してありません。病気を持っていることを恥ずかしく思ったり、情けなく思ったりすることはありません。我々は強いのです!ここまでの経験をしてきたのですから。そして、我々の経験は周りから必要とされているのですから。私はそう思います。
【闘う理由】
それぞれあると思います。
「家族のため」「自分のため」「愛する人のため」「夢のため」etc…
でも、一番の根っこは皆一緒。
「生きるため」に闘う。
正々堂々と生きる!
勇気をくれた今日の2人に感謝です。
ドヤ!補助人工心臓じゃい!なんか文句あるか?くらいな勢いで。笑
初めまして。いつもブログを読ませて頂いてます。
ここにたどり着いたのも、私の彼氏が同じ病気で、つい数週間前にVADを植え込んだからです。同じハートメイトⅡです。
元々彼もスポーツマンで教え子もいるので、なんだかDKさんと似ているところがあり、勝手に親近感を覚えてここを訪れていました。
補助人工心臓植え込み後、きっとこれで少しは身体もマシになるはず……と思い込んでいましたが、身体や生活の不自由さから、この先どう生活して生きていったらいいのかわからないと、今彼はかなり落ち込んでいます。そんな不安やストレスがたまりすぎて、ほかの部分にも支障をきたしてしまいました。
私自身も不安なことばかりなので、少しでも役に立てたらと、このブログから情報を得てきましたが、こればかりは本人にしかわからない辛さであり、何と言葉をかけてあげたら良いものか……日々悩んでいます。
少しでも前向きになってほしい、今はただそれだけです。
先々、色々不安や悩みはありますが、そんな時にはこのブログにきて、DKさんの前向きな姿勢から本当に本当に勇気を貰っています。
彼もDKさんのように前向きになってくれたら……と思うばかりです。
なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、これからもブログ頑張ってください!同じような患者さんやその家族、パートナーの励みになっていますよ!私もその1人です!
これから暑くなるので身体も大変かと思いますがご自愛くださいね。
まーちさん
はじめまして。まーちさんの彼氏さんの苦悩…つらいですね。パートナーであるまーちさんも、どうしていいかわからないかもしれません。実はリンジーからまーちさんにメッセージがあるので、ここで伝えさせて下さい。
まーちさんへ
あなたの気持ちとてもよくわかります。心配や不安と先が見えない恐怖でいっぱいになる時もあると思います。でも、希望を捨てないでね。今は毎日2人でいれる時間を楽しんで下さい。「一緒にいれる」ということが一番大切だから。それと、あなた自身のことを大切にすることも忘れないで下さい。無理をせずに、たまにはリフレッシュをしたり、友達に会ったりして、あなたの心体も大切にして下さいね。もし何かあればいつでも連絡して下さい。あなたは1人じゃないよ。
リンジーより
私も最初は前向きにはなれませんでした…。リンジーには弱音を吐いたり、八つ当たりをたくさんしました。それでも、そばにいてくれました。それからちょっとずつ前向きになることができました。確かに患者の思いは患者にしか分からないかもしれません。だけど、介助者の思いや大切さは十分に分かっていますよ。
これから少しずつでも彼氏さんが前に向かって進んでいってくれることを祈っています。まーちさんも彼氏さんも1人じゃない。全国に仲間がいますよ。
まさかリンジーさんからもメッセージ頂けるとは思ってませんでした。読んでいて、涙が溢れて止まらなくなってしまいました。ありがとうございます。本当に心強いです。
私の住んでいる地元では手術が受けられず、彼だけが現在大学病院に入院中です。なかなか会いに行けない現状で、術後の様子は全て電話やラインで連絡をもらっています。
帰省後、生活していて少しでも何かあれば、即大学病院に行かなければならないので(車で約5時間の距離)生活する上で常に不便な状態がつきまとうようです。
きっと互いに不安でいっぱいなのだと思います。どこかでそのことを感じながらも、口を閉ざしたり
言い合いになったりの日々です。
DKさんとリンジーさんが乗り越えてきたように、私達もいつかは希望を持って生活出来るといいな……と思います。
大事なブログのコメント欄、長々使ってしまいごめんなさい。またやりとりさせてください。ありがとうございます。
まーちさん
そうだったんですね。なかなか会いに行けない状態、辛いですね。。きっと彼も辛い思いでしょうね…。何かあるかもしれないリスクはもちろんあるし、人それぞれだとは思いますが、私の場合は今の所(もう少しで1年)体調面で一度もなし、機械面でも一度もありませんよ!
はい、必ずできますよ。医学は進歩しています。いえいえ、もしよければメッセージにて連絡頂ければ個人的にやりとりできます。リンジーとよくまーちさんの話になります。一緒に闘いましょうね。