今日は特別な日
去年の3月までレスリングをしながら、「あれっ、少し息があがるなぁ」と思ったのもつかの間、4月には緊急入院して以来、封印していたこいつ。
4月3日の夜中に広島市内の病院へ行き、ベッドに寝かされ、色んなものを体につけられ何が何だか全く理解できませんでした。つい1ヶ月前まで普通の生活していたのに、つい1週間までデートに行って、つい1時間前まで笑っていたのに。
突きつけられたのは「重症です」の言葉。その言葉に私は何より先に「またレスリングできますよね?」と聞いていた。医者は苦笑いしていた。多分、「何言ってんだ、この人は」と思われたんだろう。
そして、その日以来こいつを封印していました。
本当は今頑張っている子にあげようと思っていて、「いつか良くなった時、新しくしよう。それまでは使わないから。」と考えていました。
その話をジュニアレスリングの監督にすると、「いま、お前がそれと一緒に指導を頑張ってくれることで子ども達の励みになる。みんなそれを望んでいるぞ」と言っていただきました。
その時、私はあることに気づきました。「いつか」はもう私の人生に存在しない事を。
いつか、いつかじゃなくて、いま目の前にこんな自分でも一生懸命できるものがある事を。
そして、今日、こいつをやっと解禁できました。
よっ!久しぶり。
自分がやることだけが、すべてじゃないんだと自分に言い聞かせ。
子ども達の頑張る姿を見るとパワーがみなぎり、こっちまで笑顔になり、
あーーーー、でも、やっぱりジッとできず技術指導しちゃった。笑
とても幸せな時間でした。ずっと一人でニヤニヤしてました。
そして、今日ちょろっと作業をしてる時、偶然にも懐かしい写真を見つけました。私は大学卒業した後、別に強くもないのにレスリングをやめられず、カナダで生活しながら細々と続けていました。
見つけた写真はカナダ生活最後の記念にと、バンクーバーであった国際大会に出場した時のものでした。なんとも懐かしくて、嬉しくて、泣きそうになりました。笑
力と力。汗と汗のぶつかりあい。
自由に動けて、息があがる。それってどんな気持ちだったんだろ?
写真の中の自分は自分じゃないような、遠い昔のような、不思議な感覚です。
いま思えばカナダに行くのも、「いつか」と先延ばしにせずに決心して良かったなぁ。
私の人生には「いつか」はもうない。
だからこそ、今日1日を大切に強く前向きに生きていく。
おはようございます!
コメントではお久し振りです(笑)
ブログいつも読ませて頂いてます♪
今回の思いでの写真を見ながら記事を読んでいると
なんとも切なくなって
ぐっときちゃいました…?
今まで出来てた事が出来なくなる…。
私も同じ病気を抱えた身内ですが
やっぱりそれはなった人、本人しかわからない
思いだと思うので
正直どうしてあげることもできない、
ほんまに心の底までは
わかってあげられない思いなんですよね…。
まあ、誰でも一つや二つ、人には言えない思いもあるとは
思いますが
重みがぜんぜん違うと思います…。
そんな思いも負けずに前向きにとらえて
頑張ってるDKさんは
ほんとすごいなぁ~って
また記事読みながら思いましたよ(〃^ー^〃)
お互い風邪ひかないように
頑張っていきましょねぇ~(*^^*)
めぐっちさん♩
お久しぶりです〜。退院おめでとうございます。
そうかもしれませんねぇ、でも、私たちは家族や周りの支えがあるから頑張れると思います。
気持ちわからんくせに〜!!と最初の頃は思ってた時期もありますが。笑
みんなそれぞれの悩みがあって、それは大小関係なく、それぞれで生きていかないといけないですよね。
全然すごくないですよ〜、僕のは現実逃避プラス自己暗示です。笑
はーい、またお会いできるの楽しみしてます。