英国女子のリンさんは、大の映画好き。
TSUTAYAに行くと、だいたいの映画は見たことがあるようです。私が「あっ、これ観ようよ!」と言うと、「あ、それつまらないよ」とか「それ、面白いよ〜」と返事が返ってきます・・・。
てなわけで、最近は「初めて観る感動」を一緒に味わうために映画館に行くようになりました。
先日のこと。
ある映画をとりあえずチョイスし、リンさんを誘ってみました。
「楽しみだね〜、どんな映画かなぁ〜」と映画素人の私が嬉しげに尋ねると、「うーん、聞いたことないし、多分あまり面白くはないかなぁ」っと映画評論家のような顔でリンさんは想像していました。お互い予告編も見ていないくせに。笑
映画が始まりました。
ストーリーが進むにつれて、
リンさんをチラッとみてみると
涙
涙
の
号
泣
・
・
ハンカチを持っていました。
内容は簡単に言うと、戦後の1950年代にアメリカに渡ったアイルランド人の若い女性のストーリー。
家族を残した故郷のアイルランドと新しい居場所であるニューヨークのブルックリンの間で、「家族」「夢」「恋人」「仲間」「仕事」の間の中で揺さぶられる思い。
今のリンさんと全く同じ状況で、きっと主人公の女性に自分自身の姿を映し出していたんだろうなぁ。
途中から主人公がリンさんに見えてきたりして、主人公の恋人を自分と照らしあわせてみたりして。。私まで切なくなってしまいました。
ついつい自分のことで精一杯になることがあるけど、リンさんも色んなものを背負ってるんだなぁと改めて実感しました。「そばにいてくれるのは当たり前」と思って怠けてちゃダメだなぁ。もっと自分がしっかりせねばっ!!
そんな思いにさせてくれた映画でした。
落ち着いた雰囲気が好きな方、オススメですよ♩
予告編
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