昨日、私が担当する2つの部活の生徒たちに、先日放送された「命をつなぐ そして希望をつなぐ」を見てもらいました。
先生としての自分が、生徒に見せるというのは、ちょっぴり恥ずかしいような、ちょっぴり気まずいような感覚もありました。
でも、この生徒たちは4月から私の病気を理解し、一緒に物事に取り組んでき子たちであり、この子たちなら見せたいし、見てもらいたいと思いました。
実際に放送の中で登場している子たちもたくさんいて、「〜さん、出演しとるね〜」「おっ!でたでた!」なんて、私は上映中にふざけて生徒に声をかけながら盛り上げる予定でしたが、
みんな、シーン….. 。
として見ていました。実際に見ている時の表情は見れなかったけど、真剣に見てくれていることは肌で感じることができました。
上映が終わったあと、生徒たちにはこう声をかけました。
「見てくれてありがとう。これからも今まで通りよろしくね。共に青春し、共に成長しよう。」
この子たちにはこれ以上の「言葉」は必要ないな。と感じました。もう十分に分かってくれてる。
「命」や「希望」という巨大な「何か」は、探し求めようとすると、あまりに大きすぎて、いっぺんには視界に収まりきらないのかもしれない。
でも、本当は今あなたの目に写っている、その「光景」こそが探し求めている「命」や「希望」の断片かもしれない。
見終わった後の1人1人の表情を見ている時、家族と放送を見た時とは少し違う感覚、感情が沸き上がりました。
「補助人工心臓をつけて良かった」
「勇気を出して社会復帰して良かった」
私にとって、きっと、この生徒たちとの出会いこそが、私の「命」や「希望」の断片なのかもしれません。
ありがとう、これからもよろしくね。
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